企画の段階から、伝え方を設計する

何を誰にどう分かりやすく伝えるかを一緒に考え、形にする。

自分たちの事業のサイトやアプリを作りたい、リニューアルしたいといったケースで、何を、誰に、どう見せればよいかは、まだ言葉になっていないことがあります。そういう相談では、綿密なヒアリングやインタビューを行います。そのうえで、必要な制作メンバーをそろえ、制作を進めます。

宅配型のトランクルーム「2nd STORAGE」のサイトは、そもそも何のサービスなのか、似たようなサービスとどう異なるのか、料金がどう決まるのかなど、訪れた人に正しく伝わっていませんでした。リニューアルではプロジェクトチーム全体で課題を共有しながら、訪れた人がサービスの利用へ進めるように導線を設計し、サイト全体をターゲットにあわせた柔らかいトーン&マナーで意匠設計しています。預けた量で決まる料金が直感的に分かるように、預けられる家具や小物を実際に集めて撮影し、量と料金の関係を写真で見せています。2025年の公開後も、改善と更新を続けています。

製菓や製パンの材料となる油脂メーカー「リボン食品」では、インナーブランディングと採用強化を目的としたリニューアルでした。社長をはじめとした社内関係者へのインタビューを撮影と一緒に行い、リボン食品の事業内容と強み、社員が楽しそうに働く様子、実際にどのような環境で働くのか、そして食品の会社らしい温かさを根幹としたアウトプットに落としました。

富士古河E&Cでは、英語サイトの制作にあたり、複数部署の合意形成をスムーズに行うため、社員が参加するワークショップを設計して進めました。そこで集まった言葉からブランドを表現する言葉とガイドラインを作り、スクリーンメディアだけでなく新聞広告に展開しました。

意匠をつくる前に、本当に伝えたいことは何かを関係者と一緒に決め、どうすれば分かりやすく伝わるかを第一に考えて制作します。公開した時点では、まだ第一歩です。そこから反応や結果を見て、公開後の改善にも継続して関わります。